川崎重工、米国で初めて航空機部品の製造ライン新設 777Xを組み立て (1/2ページ)

2015.12.24 16:26

米ボーイングが開発している次世代大型旅客機「777X」(ボーイング提供)

米ボーイングが開発している次世代大型旅客機「777X」(ボーイング提供)【拡大】

 川崎重工業は24日、米国で初めて航空機用部品の製造ラインを新設すると発表した。四輪バギー車などを生産するネブラスカ州のリンカーン工場内に米ボーイングの新型の大型旅客機「777X」向けの貨物扉の組み立てラインを新たに設ける。投資額は約15億円。2017年3月までに、既設建屋内の約2800平方メートルを整備し、5月から組み立てを開始する。

 777Xは、ボーイングのベストセラー機種「777」の後継機。17年に製造を開始し、20年に初号機の引き渡しが行われる予定だ。川崎重工は前部や中部の胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の開発・製造を担当している。

 今回、リンカーン工場に最新の自動打鋲機や自社製の塗装ロボットを導入することで、貨物扉の効率的な組立作業を行う。

現在は米国向けの鉄道車両も製造

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