--16年度から3年間の中期経営計画のポイントは
「みずほフィナンシャルグループは銀(銀行)・信(信託)・証(証券)があり、同年度上期中に第一生命保険とつくる資産運用新会社も加わる。ここに横串を通し、一人のお客さまに対して各サービスを網羅的に提供する仕組みができないかを検討している。他のメガバンクにはまねできない欧米型の顧客別の管理体制に挑戦したい」
--金融庁が金融持ち株会社について議論している
「銀行法や金融行政との十分なすりあわせができていないので、次の中期計画でどこまで盛り込めるか分からないが、『ワンみずほ』のキャッチフレーズをさらに推し進めた横串経営を展望したい」
--ITを活用した最先端の金融サービス「フィンテック」の取り組みは
「今後3年間でみれば、必ず新しいビジネスが出てくる。銀行員は自分の枠を出ない部分があるので、異業種の人たちと組んで、テクノロジーをグループ内に取り込んでいくのが早道だ」
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【プロフィル】佐藤康博
さとう・やすひろ 東大経卒。1976年日本興業銀行(現みずほ銀行)入社。みずほコーポレート銀行(同)頭取、みずほ銀行頭取などを経て、2011年6月から現職。東京都出身。