--新規事業の状況は
「18年に新規事業の売上総利益をパソコンと同等にするのが目標だ。当社は、ソニーのイヌ型ロボット『アイボ』の技術や工場を受け継いでおり、富士ソフトが開発するコミュニケーションロボット『パルミ』を量産している。顔認証技術を搭載し、高齢者の話し相手や企業の受け付けなどに活用されて好評だ。人工知能(AI)やロボットの需要は伸びる。新型ロボットを今後も市場に投入していきたい」
--ロボット以外は
「手の動きを認識するウエアラブル玩具の『モフ』の受託生産をしている。今後もウエアラブル関連の機器の生産は受託したい。このほか、マイクロソフトの基本ソフト『ウィンドウズ10』を搭載したスマホも開発するほか、ファクトリーオートメーションやIoTに関連する部品も提供していく」