アサヒグループHDが浅草に設置する対話型自動販売機。野村総合研究所との共同プロジェクトで顧客特性を分析し、消費につなげる【拡大】
自販機導入も相次ぐ
飲料メーカーの間では、対話型自動販売機を導入する動きが相次いでいる。アサヒグループホールディングス(HD)は野村総合研究所と共同で、東京・浅草で実証試験を今月から開始。英語による日常会話のような感覚で、詳細な商品情報を提供できる点を売り物としており、利用者の行動データを蓄積することで外国人の行動を分析、消費につなげる。
予想を大幅に上回るペースで増えている訪日外国人向けに、今後も多言語サービス・事業をめぐる動きは一段と活発化しそうだ。(伊藤俊祐)