KDDIとソフトバンクは12日、5ギガ~6ギガバイトのデータ容量を無料で提供する学割サービスを発表した。KDDIは25歳以下の携帯電話契約者を対象に、新たに月5ギガバイトのデータが無償で使える学割サービスを14日から提供する。ソフトバンクは25歳以下の契約者に3年間毎月6ギガバイトのデータ無料追加か、3年間毎月1008円の月額基本料が無料のどちらかを選べる「ギガ学割」を15日から提供する。
ソフトバンクは12日午前の会見時には、無料データ量を月3ギガバイトとしていたが、同日午後のKDDIの発表に対抗。急遽、6ギガバイトに拡大した。NTTドコモも「対抗策を検討中」としており、春商戦で若年層獲得競争が激しさを増しそうだ。
KDDIが提供する学割サービスは、新規契約または他社から乗り替える場合、データ定額(5ギガ~13ギガバイト)サービスを契約すれば、毎月5ギガバイトの追加データ量を26歳の誕生日の月まで無料で使える。