ドコモは14日、25歳以下の契約者を対象とした新たな学割サービスを21日から始めると発表した。ライバルのKDDIとソフトバンクがドコモに先行して新サービスを発表しており、「無料データ通信量の増量」をキーワードに、大手3社の春商戦をめぐる若年層獲得競争が一段と激しさを増しそうだ。
ドコモの新たな学割サービスは、スマートフォンとiPhoneのうち同社が指定する機種に適用される。受付期間は期間は2016年5月31日まで。最大36か月間のボーナスパケットとして、毎月5ギガバイトの無料データ通信量を提供。U25応援割のボーナスパケット1ギガバイトと合わせると、毎月6ギガバイト利用できるという。
一方、競合するKDDIとソフトバンクは12日に5ギガバイト~6ギガバイトのデータ通信量を無料で提供する学割サービスを発表した。KDDIは25歳以下の携帯電話契約者を対象に、新たに月5ギガバイトのデータが無償で使える学割サービスを14日から提供する。
ソフトバンクは25歳以下の契約者に3年間毎月6ギガバイトのデータ無料追加か、毎月1008円の月額基本料が3年間無料となるプランのどちらかを選べる「ギガ学割」を15日から実施する。