中国家電大手の海爾(ハイアール)集団は15日、米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)の家電事業を買収することで合意したと発表した。買収額は54億ドル(約6300億円)。日本を含めた世界で家電を販売しているハイアールは、大市場の米国をはじめ各国で事業拡大を狙う。
開発や製造から販売やサービスまで、家電事業の各部門を一括で買収する。両社は先進的な製造技術などの分野でも協力を模索する。ハイアールは、GEの中国市場での事業拡大も支援する。ハイアールの張瑞敏最高経営責任者(CEO)は15日「米国市場に積極的に投資していくとともに、GEと包括的で戦略的な協力関係を築いていきたい」とコメントした。
中国の製造業では、国有化学大手、中国化工集団がイタリアのタイヤ大手ピレリを買収すると15年3月に発表した。買収額は約71億ユーロ(約9千億円)と伝えられた。(共同)