伊藤忠、九電工とメガソーラー建設へ

2016.1.16 05:00

 伊藤忠商事は15日、九州電力グループの九電工と折半出資で設立した子会社が佐賀県最大の大規模太陽光発電(メガソーラー)を建設すると発表した。同日、佐賀相知ソーラーが福岡銀行と融資契約を結び、近く着工する。発電容量は2万1000キロワットで、一般家庭約4223世帯分の電力を賄う。九州電力が20年間、購入する。政府は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、太陽光発電の価格を初年度の2012年の1キロワット時当たり42円から段階的に引き下げているが、今回は認可取得時の36円が適用されるという。月内に着工し、2018年4月に商業運転を開始する。

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