--海外事業で注目している地域は
「シンガポールを中心に東南アジア事業を手掛けてきたが、今はインドネシア、ベトナム、フィリピンの動きが活発だ。今後、注視が必要なのはインド、バングラデシュ、ミャンマー。特にインドは、新幹線方式の高速鉄道建設が控えている。線路を敷くのは地元業者でも、長大橋梁や山岳トンネルなどは、技術力を生かしてチャレンジしたい」
--将来的に国内市場が縮小すれば、海外の位置付けが高まる
「現在12%前後の海外売上比率を、20~25%くらいまで高めたい。国内の協力業者を連れて行くわけにはいかず、内需も確保していかなくてはならないため、その程度が限界だ」
--政府が掲げる「女性活躍」については
「新入社員の2割は女性だが、まだ女性管理職の比率が低い。社内だけでなく、現場で働く女性技術者の子育てもサポートできる体制づくりを進めたい」
◇
【プロフィル】宮本洋一
みやもと・よういち 東大工卒。1971年清水建設入社。東京支店副支店長、執行役員北陸支店長、常務執行役員九州支店長、専務執行役員営業担当などを経て、2007年6月から現職。東京都出身。