--国内外の出店戦略は
「海外は2016年、ベトナムのホーチミンにショッピングセンターを出す。2017年にはタイのバンコクにも進出する。海外は、アジアの成長を取り込んでいくことが大きな柱だ。まだ小さいマーケットだが成長する市場への投資は重要で今後も積極的に取り組みたい。一方、国内は大型店の出店余地は限られている。中小型店のフードメゾンとスタイルメゾンはまだ試行錯誤の段階。収益モデル化ができれば多店舗化も考えていきたい」
--回復が遅れている地方や中間層向けの対策は
「賃金も徐々に上がってきているので、全体で見ると悲観的ではない。実際数値も改善してきている。スピードはゆっくりだが購買意欲なども回復してくると考えている。ただ、モノ余りの時代にお客さまから見て付加価値あるものを提供していくことについて、われわれの努力不足の部分が数値に出ているとも考えている。素材や技術など商品面、売り場単位で具体的にお客さまに新しい提案をしていく」
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【プロフィル】木本茂
きもと・しげる 横浜市大商卒。1979年横浜高島屋(現高島屋)入社。横浜店副店長、執行役員新宿店長、常務取締役企画本部副本部長などを経て、2014年2月から現職。東京都出身。