--好調な航空機エンジン事業の見通しは
「航空機市場は年率5%のペースで成長しており、今後もエンジンは右肩上がりで伸びる。今は、欧州エアバスの『A320neo』や、米ボーイングの『777X』向けの新型エンジンを開発しており、コストがかかる時期で、修理サービスの利益で相殺している。当面は踊り場が続くが、その後に成長軌道に乗るシナリオを描いている」
--M&A(企業の合併・買収)戦略は
「次期中計は、3年間で4000億円の投資を見込んでおり、この中にM&Aの資金もある。成長性の高い市場が対象で、当社が足りないところを補いたい」
◇
【プロフィル】斎藤保
さいとう・たもつ 東大工卒。1975年石川島播磨重工業(現IHI)入社。航空宇宙事業本部事業開発部長などを経て、2008年取締役執行役員航空宇宙事業本部長に就任。副社長を経て12年4月から現職。山形県出身。