激しさを増す銀座の免税店戦争 三越「市中空港型店」オープン (2/3ページ)

2016.1.28 07:31

三越銀座店の空港型免税店「JapanDutyFreeGINZA」。オープン初日から外国人旅行客らで混み合った=27日、東京都中央区

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  • 銀座エリアの大型免税店

 市中空港型免税店が相次いでオープンするのは、訪日客の急増が背景にある。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長も「約5年前に話を頂いた時は、訪日客が600万人や700万人だった」と話し、参入できる状況ではなかったと振り返る。

 手続きの煩雑さも参入をためらう要因だった。

 消費税が免除される一般的な免税店では、購入した商品は消費税法の「輸出物品」として所定の免税手続きを行うだけなので、比較的容易に対応できる。

 一方、市中空港型免税店の購入商品は関税法の「外国貨物」として扱われる。購入した商品を空港まで運送する「保税運送」の承認や空港内に商品の引き渡しスペースも必要となる。

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