【ハザードマップ】サンク、太平物産 マルチ商法疑い、表示偽装で失墜 (1/3ページ)

2016.1.28 05:00

 ▼サンク 1月14日、大阪地裁へ破産を申請し、同日に破産開始決定を受けた。

 同社は、ビルメンテナンス業務をはじめ、監視カメラなどのセキュリティー、クレジットカード決済・電子マネー決済が可能な複合決済端末の店舗設置を手掛けるRFIDなどの事業を展開。決済端末の設置推進のため、複数の法人に対して4台セットで100万円の価格で販売する形で出資を募って業容を拡大した。2013年8月期の売上高は17億9874万円。

 しかし14年8月期は、RFID事業が頭打ちとなり、売上高は13億313万円に低下。このため、最近はRFID事業から撤退し、セキュリティー機器の販売などに特化していた。

 撤退を決めたRFID事業で新型決済端末機「CT1」に対して多額の投資を行い、14年8月期末時点で複数の法人から資金を募り41億円もの前受金を計上していたものの、同端末が完成しなかったこと、国税局の立ち入り・査察により事業継続上に必要な書類、資料の大半が押収されたこと、13年9月に「マルチ商法で100億円を集金か」という新聞報道によって信用不安が発生したこと、などで資金調達が困難となり、事業が継続できなくなった。

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