--どういった方策を取っていくのか
「太陽光発電の買い取り価格はさらに下がるので、16年度上期も実行されるはずのZEHの補助事業を通じて伸ばしていきたい。当社の場合、15年度の補助事業の申請数を14年度に比べ10倍以上に増やしZEHの販売実績を伸ばすことができた。17年4月から実施される消費増税の影響で今年10月以降は戸建て市場が落ち込むのは必至。何とか受注を獲得し、その後の反動に耐えるためにもZEHの補助は重要だ」
--ZEH商品をめぐる市場競争は一段と厳しさが増すとみられるが
「ZEHの性能は、Q値(熱損失係数)とU値(熱貫流率)に基づき計算される。15年度まではQ値対応でよく、主力商品の『ジーヴォ シグマ』はZEH基準をほぼ100%達していた。ただ16年度からは補助金を申請する際、Q値が認められなくなりU値が適用されるようになる。計算が厳しくなり、該当しないものも出てくるので、さらに断熱強化を図って対応していきたい」
「具体的には壁、床、天井用の断熱材の量を増やしていく。開口部に使用されるガラス性能を一段と向上させることも検討課題だ。いずれにせよコストとの兼ね合いを考えながら計画を進めていく」