IHIは2日、2016年3月期連結の最終損益が前回予想の180億円の黒字から300億円の赤字(前期は90億円の黒字)になる見通しだと発表した。インドネシアの子会社によるボイラー工事などの遅れで、460億円の特別損失を計上したのが響いた。
売上高も前回予想の1兆5800億円から前期比6.5%増の1兆5500億円、営業利益が500億円から60.5%減の250億円に下方修正した。期末の配当も無配とした。下方修正は今期3度目。
同社が最終赤字に転落したのは、インドネシアの子会社が製造したボイラーの溶接部位に設計指示と異なる材料が使われ、補修費用が発生したため。トルコの横断橋工事や海洋構造物事業の建設遅れによる特損計上も響いた。