米道路交通安全局(NHTSA)は4日、ドイツの自動車部品大手コンチネンタルの制御部品を使ったエアバッグ搭載車について、世界で約500万台がリコール(無料の回収・修理)の対象になると発表した。制御部品の欠陥でエアバッグが正常に膨らまない恐れがあるという。
問題の制御部品は2006~10年に製造されたもので、リコール対象にはホンダや米自動車大手「FCA US」などの車種が含まれる。コンチネンタルによると、米国分は200万台未満という。
この問題でホンダは3日、米国とカナダで08~10年型の中型セダン「アコード」のうち36万4787台をリコールすると発表した。この車種は日本ではリコール対象に入っていない。(共同)