「デフレ脱却の中で個人消費の推進が大きなテーマ」と榊原会長が判断する中で、石塚会長の発信力に期待した格好だ。初選出となる東京ガスの岡本会長についても、地域エネルギー会社から海外インフラ案件を手がける「グローバルな展開でのノウハウ」に、榊原会長は期待を寄せる。
しかし、経団連や財界関係者からは、定番ともいえる製造業大手から選ばれていないことに「違和感を感じる」(経団連役員)といった声もある。特に、榊原会長が「第4次産業革命」を今後の重要な経済界の課題と位置づける以上、電機や情報通信、機械などのメーカーからは選出されるのが当然といった見方もあったなかで、期待が外れたという意見もある。