□スタンコープ・ファイナンシャル・グループ会長・社長兼CEO グレッグ・ネスさん(58)
--明治安田生命保険による買収を受け入れた
「どこかと組まなければ生き残れない状況に追い込まれていたわけではない。魅力ある提案内容だったから受け入れた。経営基盤がしっかりしているうえ、財務体質が強いなど似ている部分が多いことも決め手となった。地域社会への貢献などを重視している点も同じだ。明治安田生命グループの後ろ盾を得ることで、事業をさらに成長できると確信している。米国の保険市場は(人口増など)成長の余地が残っているので、今後、保険商品の充実を図っていく」
--明治安田と組むことによるメリットは
「明治安田の専門知識を生かしたい。引き受け審査、保険金請求処理、リスク管理などの分野で相乗効果が期待できるとみている。人材の相互交流を図ることで、さらに新しいものがみえてくるはずだ」
--米国ではM&A(企業の合併・買収)が盛んだ
「規制強化や市場拡大が背景にある。今後、成長するためにM&Aがどうしても必要とは考えていないが、機会があれば柔軟に検討する。競合による買収が増える一方で、規模のメリットを享受できずに行き詰まるケースが増えることも想定されるからだ」