三菱商事が2017年春入社の新卒採用で、6月からの面接などの選考が難しい留学生らに対し、7月中旬からの別枠選考を設定することが19日、分かった。就職活動の日程が今年変更される中で、留学生の採用日程をどのように設定するかが問題視されており、各企業が追随するとみられる。
来月以降、ホームページなどを活用して別枠採用の告知を始める。留学生に加え、5~6月に教育実習を行う学生や司法試験を受験する学生らを対象にする。この枠での選考人数については今後詰める。
今年の大卒・大学院修了者の採用活動をめぐっては、経団連が昨年11月に活動指針を改定。会社説明会などの広報活動解禁は3月1日で昨年と同じだが、選考解禁は2カ月前倒しし6月からとした。この日程では留学生が帰国できていないため、6月からの選考に参加できず、2カ月前倒しの懸念材料と指摘されていた。
経団連は指針の中で、「留学経験者に対して配慮する」ことを明記すると同時に、留学者を対象とする採用の実施を広く告知することを求めている。