さらば「青ガエル」…5000形ラストラン 鉄道ファンから惜しむ声続々  (3/4ページ)

2016.2.21 17:02

丸みを帯びた緑色の車体から「青ガエル」と呼ばれて親しまれた5000形車両=熊本市西区の熊本電鉄上熊本駅(谷田智恒撮影)

丸みを帯びた緑色の車体から「青ガエル」と呼ばれて親しまれた5000形車両=熊本市西区の熊本電鉄上熊本駅(谷田智恒撮影)【拡大】

  • 上熊本駅のホームに入構した5000形車両「青ガエル」。ホーム周辺は大勢の鉄道ファンでごった返した=熊本市西区(谷田智恒撮影)
  • 大勢の鉄道ファンが待ち構える中、北熊本駅のホームに到着した「青ガエル」=熊本市北区(谷田智恒撮影)
  • 年季が入った「青ガエル」のつり革。「109SHIBUYA」の文字が読み取れる(谷田智恒撮影)
  • 「青ガエル」の車内。鉄道ファンらのメッセージカードも貼り付けられていた(谷田智恒撮影)

 乗客には男性が多いものの、まさに老若男女を問わず。祖父母にせがんで連れてきてもらったという熊本県益城町の小学3年生、西郷陽人君(9)に、青ガエルの魅力を尋ねると、「丸い正面の“顔”が大好き。それに2枚窓の電車や列車はもうほとんど走っていないので、惜しくてたまらない」と、“通”のコメントをした。

 北熊本-上熊本間の片道の所要時間は9分ほど。車体が古いせいか、よく揺れる印象を受ける。車内上部には旧式の扇風機が取り付けられているだけでエアコンはなく、夏場なら本当に暑そうだ。

 「いつまでも忘れない」ファンからのメッセージ

 上熊本駅へ向かう途中、池田駅にさしかかろうとする直前で、唯一のトンネルに入った。トンネルを抜けると、そこは絶好の撮影スポットだったのかファンが所狭しと池田駅ホームに陣取り、青ガエルの姿をカメラに収めていた。

 やがて上熊本駅に到着。イスに座ったまま何往復かする人もいたが、大半の乗客は車外へ。空いた車内を見回すと、あちこちに張り紙が残されていた。

「青ガエルforever」

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