タイ・シラチャのイオンの食品スーパーで「トップバリュ」商品を見る客=2015年10月(共同)【拡大】
食文化や宗教、慣習が多様な東南アジアの幅広いニーズに対応できるよう、仏教徒が多数を占めるタイとイスラム教徒が多いマレーシアに、それぞれ開発拠点も設けた。
マレーシアではイスラム教の戒律に従った「ハラル食品」などを開発。タイでPB商品を企画する現地子会社では、タイ人と日本人の混成チームが開発を主導し、販売する商品数は2015年の約220品目から17年には800品目に拡大する計画だ。
東南アジアでは既に、紫外線をカットする晴雨兼用の傘(カンボジア製)や、住友化学と協力した防虫剤を練り込んだ蚊帳(ベトナム製)など、国境をまたいだヒット商品も出始めている。
東南アジア発のPB商品開発を強化し、将来的に日本や中国で販売する狙いもある。タイ現地子会社「イオン・トップバリュ(タイランド)」の堀井健治社長は「日本の消費者にも現地の生産者にも貢献できる。地元企業にはできない取り組みをしたい」と話した。(タイ・シラチャ 共同)