ダイエー、消える老舗の看板 大型店運営をイオンに引き継ぎ (2/3ページ)

2016.3.2 06:25

イオン新さっぽろ店の売り場=2月24日、札幌市

イオン新さっぽろ店の売り場=2月24日、札幌市【拡大】

  • 11日付でイオンに衣替えするダイエーの仙台店=2月29日午後、仙台市

 ダイエーへの関与を徐々に深めていたイオンが完全子会社化を表明したのは14年9月。岡田元也社長は「元の姿をとどめないところまで改革する」と荒療治を決断した。

 ダイエーの見直しは段階的に行い、昨年9月に北海道、愛知県、九州から撤退した。さらに今回の再編で関東、関西の大型店をイオンに移し、東北で唯一のダイエーだった仙台店も3月8日に閉め、11日付でイオンに衣替えする。

 関東と関西に残るダイエー運営の約180店は、生鮮食品や総菜を中心とするスーパーとして立て直しを目指す。将来的には新業態の「フードスタイルストア」などに切り替わり、ダイエーの看板はなくなる方向だ。

 地域密着の仕入れに

 「若者向けの服が増え、見てみようかなと思うようになった」。札幌市の大学生、中山季衣子さん(22)は2月24日、春物が並んだイオン新さっぽろ店を訪れた。看板はダイエーのオレンジからイオンの赤紫色に変わった。まだ店の雰囲気に慣れないが、買い物は便利になったと感じている。

ダイエー時代からの強みも生かす

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