第一生命保険が2017年春を中心とする16年度の新卒採用を前年度比2割増の900人に増やす。中途も含めた採用人数は約1000人を計画しており、10年度に上場を果たして以来、最多となる。業務の多様化、拡大に対応するのが狙い。最大手の日本生命保険の採用人数を上回るもようだ。
企業や官公庁を担当する「総合営業職」を60人増やし500人の採用を計画している。4月から周南(山口県)、久留米(福岡県)、新潟、静岡などに営業拠点を新設し、国内事業の強化に合わせる。企業のセキュリティー強化で得意先への出入りが難しくなっていることから、地元に強いネットワークを持つ出身者を積極的に採用する。
このほか、米中堅生保プロテクティブ生命を子会社化するなどして海外事業を広げており、グローバル人材として留学生や海外の大学の卒業生ら20人の採用を計画している。
採用に向けて、「売り手市場」「就職活動の短期化」に対応するため、会社説明会の会場を約2倍の45支店に増やす。会社の理解度を深めてもらうため、学生との接点を専属で担う若手社員の数も3倍の120人に増やした。