トヨタ、ベア1500円回答 前年から大幅減

2016.3.16 11:57

2016年春闘について記者会見する、トヨタ自動車の上田達郎常務役員(右)=16日午前、愛知県豊田市
2016年春闘について記者会見する、トヨタ自動車の上田達郎常務役員(右)=16日午前、愛知県豊田市【拡大】

 平成28年春闘でトヨタ自動車は16日、労働組合に対し、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善として、月額1500円を回答した。前年の4000円を大幅に下回る水準。労組は3千円を要求していた。3兆円近い営業利益を見込むトヨタには相場のリード役として期待が高かったが、産業界で続いたベアの動きに影響しそうだ。

 豊田章男社長は「経営環境は潮目が変わったと考えている。熟慮に熟慮を重ねた」とコメントした。定期昇給を合わせると8800円。

 年間一時金については労組の7.1カ月分の要求に対して満額回答した。

 工場で働く非正規の期間従業員の日給を150円引き上げることも労組に回答した。

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