民事再生手続き中のスカイマークが国際線のチャーター便の運航を検討していることが25日、分かった。東南アジアなどからの訪日外国人の取り込みを狙う。
スカイマークは今月28日にも再生手続きを終える見通しで、2016年度から3年間かけて経営基盤を固める方針だ。成長戦略の一環として国際線に進出し、将来的には定期的な運航もしたい考えだ。
同社は羽田-グアムなどで国際チャーター便を運航した経験がある。欧州航空機大手エアバスの超大型機「A380」を使って、国際線定期便に参入する計画を進めていたが、経営不振により断念した。成長戦略として国内の就航先を増やすことも検討課題になっている。