2012年に三洋電機の白物家電事業を買収した中国のハイアールは、東南アジアでの三洋ブランド使用期間は数年とみられる。40年間という長期間になったことに関して美的は「東芝に信頼を示していただいた」としている。
東芝は1930年に国産初の洗濯機と冷蔵庫を発売するなど、家電産業を主導してきた。室町正志社長は18日の会見で「長年支えてくれた事業で、(売却は)忸怩たる思いだが、構造改革の一環として断行する」と強調。子会社の負債が美的に移ることなどで、売却益は約900億円に膨らむと見込まれ、16年4~6月期決算に計上する。