
記者会見するダイハツ工業の三井正則社長(右から2人目)=大分県中津市の大分工場【拡大】
8月にトヨタ自動車が完全子会社化するダイハツ工業は6日、大分県中津市の大分工場第2工場を報道陣に公開した。面積を従来の半分にし、投資も約4割抑えることで低コスト生産を実現した“ダイハツのものづくりの象徴”。ダイハツは今後、トヨタと共同で新興国での小型車展開を強化する方針で、培ったノウハウを活用する考えだ。
「トヨタと連携し、新たな市場に踏み出す際もダイハツの強みが役に立つ」
三井正則社長はこの日の会見でこう強調した。
軽自動車は排気量やサイズなどが決まっており、どれだけ低コストで高品質の車を生産できるかが重要になる。第2工場は、最新設備を導入した第1工場で故障や生産遅れなどが相次いだ反省から、「シンプル・スリム・コンパクト(SSC)」をコンセプトに、2007年に稼働させた。