ベトナム・ホーチミン市に昨年12月オープンしたミニストップの店内。TPP参加国への日本のコンビニ出店が加速しそうだ【拡大】
同じくTPP参加国のベトナムでは、協定発効の5年後に外資系小売業の2店目以降の出店で政府の審査が必要なくなる。
ベトナムには、2009年に進出し現在90店を展開するファミマ、11年に進出し33店を展開するミニストップに加えて、17年度中には、セブン-イレブンも1号店をオープンする予定。人口9000万人強で年平均5~6%の経済成長を続けるベトナムも有望な市場とみているためだ。大手チェーンで唯一進出していないローソンも「TPPによる規制緩和はチャンスだ。(進出を)前向きに検討する」(玉塚元一社長)と意欲を示している。
1月には経済産業省と日本貿易振興機構(JETRO)、大手コンビニ4社をメンバーとする協議会が設立された。官民一体となって、日本のコンビニの海外展開の加速や、店舗数増加に伴う日本産食品の輸出増の具体化に向けて、議論を進めている。