ローソンとスリーエフが提携合意 一部店舗を新ブランドに

2016.4.14 06:06

 ローソンは13日、中堅コンビニエンスストアチェーン、スリーエフ(横浜市)と資本業務提携を締結したと発表した。ローソンはスリーエフに5%出資するほか、商品開発や仕入れなどの共通化を進める。さらに、新店舗ブランド「ローソン・スリーエフ」を立ち上げるため、共同運営のための合弁会社を9月1日に設立する。

 スリーエフは首都圏を中心に約540店展開しているが、このうち約90店を新ブランドに切り替える計画。ローソンの玉塚元一社長は「互いの知恵を出し合って、2社それぞれ企業価値を上げていく」と話した。

 今回、ローソンがスリーエフと手を組んだのは、コンビニ業界が、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマートを含む3強による寡占化が進んでいることが背景にある。ローソンは、スリーエフのほかにも、2014年12月に中国地方が地盤のポプラと資本業務提携している。一方、ファミリーマートは、東海地方を地盤とするコンビニ、ココストア(名古屋市)を買収したほか、9月には業界4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合する。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。