アイアル少額短期保険で、顧客(手前)から相談を受けるスタッフ(イメージ)【拡大】
◆参入ハードル低く
ミニ保険は保険業法改正で06年に創設された。通常の保険会社は免許制で最低10億円の資本金が必要だが、ミニ保険を扱うのは登録制で最低資本金も1000万円と参入のハードルが低く、市場が拡大している。
高齢化や単身世帯の増加で、孤独死が問題となる中、アイアル少額短期保険(東京)は、11年から「無縁社会のお守り」を販売。賃貸住宅を所有する家主向けに、貸し出した部屋で孤独死や自殺などが起こった場合に遺品整理や清掃にかかる費用などの損失を補償する。16年3月末時点で、契約戸室数は約1万7000。15年度の収入保険料は前年度に比べ3割を超える伸びという。
保険料は1戸室当たり月300円。清掃など部屋を元通りにする原状回復費用として最大100万円、自殺などにより借り手がなく空室になった場合の家賃損失について最大200万円の保険金を支払う。
加入者は「過去に死亡事案を経験したため加入した」「孤独死は年齢に関係なく多くなっている」と話しているという。
ビバビーダメディカルライフ(神奈川県大和市)は、短期滞在や日本在住の外国人のための医療・生命保険のサービスを提供する。留学生や技能実習生向けもあるが、近年急増している短期滞在の訪日外国人向けの「VIVAMED EX-16」が加入者を伸ばしている。