アウン・サン・スー・チー氏と談笑する房広治氏=2012年2月26日、ミャンマー・ヤンゴンのホテル【拡大】
--ミャンマー事業に乗り出すきっかけは
「彼女が長年の自宅軟禁や刑務所から解放されたため、『会いたい』と思い立ち、2012年にミャンマーを初訪問。知人の手引きで27年ぶりの再会を果たしました。ミャンマーが劇的に変わる歴史的瞬間が来たと確信し、人生で初めてお金ではなく、スー・チー氏の目指すミャンマー民主化を手助けしたいと思いました」
--具体的には
「世界中から資金を集めて、最新鋭の精米所ネットワークや環境破壊ゼロのエビ養殖システムを構築しようと考えています。ミャンマーの平均年齢は26歳。日本の明治維新と同じように急成長できる可能性は大きく、投資に見合うリターンはあるはずです」
--日本人初のM&Aアドバイザーとしても活躍した
「どうすれば会社を高く売り、どうすれば安く買えるかを真剣に考えました。当時は買収金額が高いほどアドバイス料も高く、私のような考えは少数派。『想定価格より安く買えたらインセンティブ(報奨金)を下さい』という提案は経営者に喜ばれました」
--2004年には独立し、自らファンドを立ち上げた
「さまざまな投資家から資金提供されました。運用を開始した05年には100億円が230億円ほどに膨らみ、金融専門誌の日本株部門ファンド・オブ・ザ・イヤーに選ばれた」
--世界の金融市場での投資は続けるのか
「株の空売りなどは控え、成長余力の大きいミャンマーを含む南アジアでの投資に集中します」(藤原章裕)
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さまざまな業界で活躍するリーダーの素顔に迫ります。
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