ウシオ・コミュニケーション・ラボの製品展示エリア=東京都千代田区【拡大】
ウシオ電機は本社の移転に伴って、光の機能とグループの製品群を紹介するショールーム「ウシオ・コミュニケーション・ラボ」を丸の内北口ビルディング(東京都千代田区)に開設した。1日の来場者数は100人を見込んでおり、ソリューション事業への取り組みなどを訴求し、新規顧客の開拓につなげていく。
ショールームの広さは約340平方メートルで映像、製品展示、照明という3つのエリアによって構成されている。映像エリアでは約300インチの大スクリーンとタブレット端末を連携。端末で選択した光の機能を投影することによって、光の働きを知ることができる。製品展示エリアでは、約30のサンプルを展示。創業以来、主力製品として活躍するシネマプロジェクター用ランプをはじめ、各種ランプを搭載した光の装置も紹介する。
照明エリアでは、グループで照明事業を担うウシオライティングとマックスレイが連携。LED(発光ダイオード)を使用した、自然な明かりを提案する。
浜島健爾社長は「ショールームの開設を機に新たなオープンイノベーションを図っていく。また、既存事業の成長と新規事業への進出を通じてグループ全体が発展するためのベースにしたい」と話している。