20日午後の東京株式市場で、三菱自動車株が17%急落し、一時ストップ安となった。やや戻したものの終値段階でも15.2%安となり、東証1部の値下がり幅トップとなった。
三菱自株は午後2時すぎまでは、前日終値(864円)なみの水準で取引されていたが、午後2時半ごろになって、燃費測定の不正疑惑問題が徐々に伝わったことで、売りが殺到して急落。取引終了前には値幅制限いっぱいの150円安の714円まで値を下げた。下落率は17.4%。終値はやや戻したものの、131円安の733円だった。
同社では午後5時から国土交通省で相川哲郎社長が記者会見して説明する。