東芝“負の遺産”解消優先 WH減損処理、2000億円規模計上も

2016.4.20 06:43

 経営再建中の東芝が2016年3月期連結決算で、米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の資産価値を低く見直し、減損損失を計上する方向で検討に入ったことが分かった。2000億円規模となる恐れがある。早ければ今週中にも業績予想を修正する方向で調整している。

 WHのブランド価値に当たる「のれん代」は、現在約3441億円に上る。だが、WHの事業の収益性が低いと判断した場合、資産価値を切り下げる必要があった。のれん代の大部分を取り崩す方向で、評価が半分以下になる見通しだ。

 東京電力福島第1原発事故以降、原発の新規建設が滞ったことなどにより、WH単体では計1156億円の減損損失を計上していた。だが、東芝は決算で適切な開示をしておらず、批判が高まった。16年3月期連結決算では、WHの減損処理が焦点になっていた。

 東芝は医療機器子会社の売却により、16年3月期決算で、5900億円の利益を計上する方向。WHの減損に伴い、最終損失は再び膨らむ。ただ、同期に減損処理を終えることで“負の遺産”の解消を優先する。

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