木村石連会長が原油価格で強気の見通し 「今年後半には需給均衡、50ドル台に」

2016.4.21 16:30

記者会見する石油連盟の木村康会長=21日、東京都千代田区

記者会見する石油連盟の木村康会長=21日、東京都千代田区【拡大】

 石油連盟の木村康会長(JXホールディングス会長)は21日、都内で会見し、アジアで指標となるドバイ原油の価格について「当面は1バレル=40ドル台で推移する。2016年後半に向け需給は均衡し、年末にかけて50ドル台に向かう」と述べた。

 主要産油国が17日に開いた会合では増産凍結で合意できなかったものの、木村会長は「価格は一時下落したものの、市場は過敏に反応しなかった」と分析。石油関連施設のストライキでクウェートの生産が減少したことも、大きく価格が下落しなかった要因と説明した。

 ドバイ原油は世界的な供給過剰から1月21日に1バレル=22.80ドルまで下落。その後反発し、4月20日の終値は39.20ドルだった。

 一方、熊本地震に関連し、木村会長は「石油業界として必要な燃料の安定供給確保に万全を期する」と強調した。石油連盟に加盟する元売り各社は、被災地のガソリンスタンドへの配送などで連携。石油連盟によると20日午前11時の時点で熊本県のスタンド436カ所のうち、425カ所で営業しているという。

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