≪interview 担当者に聞く≫
□ライオン ファブリックケア事業部副主任・日俣創達氏
■指名買いもあるほど好調な出だし
--発売後2カ月の売れ行きは
「まとめ洗いでも丸めた靴下でも汚れがきれいに落ちる実験をCMで流した。シンプルな内容だが、消費者には分かりやすかったのだろう。衣料用洗剤では珍しいことだが、店頭での指名買いもあるほどで、好調な出だしだ」
--市場には粉末や液体などさまざまなタイプがある
「1980年代前半までは、一抱えほどの大箱に入った粉末洗剤が一般的だった。液体超コンパクト洗剤が登場以後、場所もとらず、すすぎも1回だけで済むタイプが伸びている。1回に使う量や節水などの経済性から、消費者に受けた。今後もこの流れは変わらないと思う」
--コンパクト化でのメリットは
「消費者にとっては、置き場所に困らないということが大きい。容量はコンパクト(450グラム)だが、弊社のレギュラーサイズ(900グラム)より1.3倍の回数の洗濯ができる。サイズが小さく軽いので、運送などの物流効率もよくなり、結果としてCO2も削減できる。狭い売り場で多くの商品を陳列させることも可能になった」
--衣料用洗剤の効能はどれも同じだが
「技術革新の結果、洗剤の機能は高くなったが、コモディティー化も進んだ。低価格の洗剤でも、それなりの効能を持つことになり、それを選ぶ消費者も少なくない。われわれは汚れを落とすという、衣料用洗剤の原点にかえって、この機能を強化・強調することで新たな市場を開拓したいと考えている」
--海外での展開など
「“トップ”ブランドの衣料用洗剤は、すでにアジア数カ国で販売している。一口にアジアといっても、洗濯の仕方やニーズに地域差があるので、製品投入では、今後もその辺を見極める必要があるだろう」
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