クールビズ商戦、今年は“フォーマル回帰” ジャケット・スーツ主役 (2/2ページ)

2016.4.23 08:00

軽い着心地と機能性を両立させたジャケットなどを取りそろえたクールビズ商品の販売コーナー=22日、東京都中央区の日本橋高島屋

軽い着心地と機能性を両立させたジャケットなどを取りそろえたクールビズ商品の販売コーナー=22日、東京都中央区の日本橋高島屋【拡大】

 東レはアパレル各社と共同で、クールビズ専用ブランド「クールアベニュー」を展開。5年目の今年は6ブランドに生地を提供している。このうち三陽商会の紳士服ブランド「ザ・スコッチハウス」から発売した「クールトラベラーズジャケット」(3万9000円、税別)は、細かい穴の空いた通気性の良いポリエステル生地に、おしゃれなデニムのプリントを施した。今年はクールアベニュー全体で、昨年より2割多い30億円を売り上げたい考えだ。

 三陽商会によると、東日本大震災後に節電の動きが広まった際には軽装が重視され、半袖シャツなどが人気となったが、最近は「カジュアルすぎるのをだらしないと考える傾向が強まっている」という。消費不振で衣料品販売は低迷しているが、ジャケットやスーツは単価が高く、利幅も大きいだけに、各社とも「新たな需要を掘り起こしたい」(三越伊勢丹)と意気込んでいる。(井田通人)

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