「伊勢物語」で人気の2品。「お伊勢詣りの伊勢うどん(680円)」(右)。160グラムの松阪牛を使った「松阪牛のあぶり照り焼バーガー(1980円)」(左)は三重県産の濃厚なみかんジュースを1杯サービス。今後はテークアウトも予定している【拡大】
「讃岐うどんの強いコシの印象が強いため、初めて食べた人は柔らかい食感に驚きます。一度おいしさを知るとくせになり、リピーターになる人が多いですね」とみっしぇるさん。「昔はうどんを外食することが少なく、風邪をひいたときに母親が作ってくれるイメージでした。その頃の柔らかく作った体に優しいうどんが、伊勢うどんの印象と重なり懐かしく感じるのかもしれません」と話す。消化も良いため、飲んだあとのしめにも良さそうだ。平日のランチタイムは近隣で働く人たち、休日は家族連れなど同店の客層は幅広い。外国人も多く訪れ、「“うどんはコシ”のイメージを持っていないため、抵抗なく食べてもらえる」と言う。
同店ではうどんの他にも伊勢エビや松阪牛をはじめ、脂ののった伊勢マグロや今が旬のハマグリ、サメ肉を塩漬けにした「サメタレ」、地元でしか出回らない「ウタセエビ」、みかんジュースや焼酎にいたるまで、現地から直送されたものを提供している。みっしぇるさんは「気軽に楽しんでもらうため、高級品のイメージがある伊勢エビや松阪牛をカジュアルなハンバーガーにアレンジしました。現地の人に新しい食材を紹介してもらい積極的に取り入れています。伊勢志摩サミットで三重県グルメの認知が広がり、お店で食べたことが現地へ足を運ぶきっかけにもなってくれればうれしいですね」と、笑顔を見せた。
地方の食材に特化することは、他店との差別化にもつながる。ユーザーにとっては、まだあまり知られていない食材を食べられる機会にもなる。このゴールデンウイークは伊勢へ出かけて、伊勢グルメを楽しんでみるのはいかがだろうか。
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■ぐるなび
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