三菱自不正、下請け7800社を直撃 地域経済や雇用に影響 (2/2ページ)

 帝国データバンクが28日発表した調査では、三菱自グループから直接もしくは間接的に仕事を得ていた下請け企業は全国で7777社、従業員は約41万人に上る。所在地は名古屋製作所がある愛知県が1409社と最多で、岡山県や広島県も500社以上。年商でみると、1億~10億円未満の小規模の企業が半数以上を占めている。

 三菱自も購買部門が取引先を訪問してヒアリングを行っており、今後、支援などは「個別に対応していく」という。

 三菱自の水島製作所では20日の軽生産停止を受け、従業員の約4割に当たる約1300人が自宅待機。給料は出るが、残業手当などが減る可能性がある。

 相川哲郎社長は27日の会見で「社員、(取引先などの)ステークホルダーに安心してもらうことに全力を尽くしたい」と述べたが、生産再開のめどは立っていない状況だ。