6年前に小米を創業して成功、ネットで若者から「米神」と称賛される雷軍会長が、コメの味にこだわって2年前に開発を命じたという。
ただ、同社ホームページによると、開発責任者は日本人だった。旧三洋電機の炊飯器部門で開発部長だったという内藤毅氏で、「より良い炊飯器を作って日本にも売りたい」と強調。中国国内のみならず、日本市場への上陸まで宣言した。
開発者が誰であれ、中国メーカー製に誇りを持ち始めた中国の消費者には好評だ。一方、日本が培った技術をベースに中国メーカーが製品化した格安の炊飯器に、日本人はどう反応するのだろう。(河崎真澄)