服部幸應議長(右)と民輪めぐみ副議長(中)による対談=26日、東京都文京区【拡大】
□平出淑恵(酒サムライコーディネーター)
日本人の伝統的食文化である「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録が決まったのは2013年12月、アゼルバイジャンの首都バクーで開催された同遺産保護条約第8回政府間委員会だった。広く報道されたが、いったん登録されても、永遠に遺産というわけではない。ユネスコからのモニタリングで、保護継承の努力が認められなければ、20年の東京オリンピック前にも登録の取り消しも有り得ることをご存じだろうか。
登録にあたって中央省庁とともに活動を続けてきた任意団体「和食文化国民会議」は昨年、和食の保護・継承を担う責任ある民間団体として一般社団法人に変わった。同会議には「和食」調査・研究部会、「和食」普及・啓発部会、「和食」技・知恵部会の3つの部会と連絡会議から構成されている。筆者は現在、フェイスブック運営などの情報発信や国民運動の展開を担当する連絡会議(服部幸應議長)の幹事をしている。
連絡会議の全体会が今週の26日、林野会館(東京都文京区)で開かれた。15年度の事業報告に続き、今年度の事業計画の発表、服部幸應議長(服部学園理事長)と民輪めぐみ副議長(月刊「料理王国」編集長)による「和食の保護・継承活動を活発にするには」をテーマにした対談が行われた。