服部幸應議長(右)と民輪めぐみ副議長(中)による対談=26日、東京都文京区【拡大】
今後のさらなる情報発信に関して「和食や和食文化についての定義や国民的な共通認識が必要では」という問題提起があり、質疑応答では出席者から活発な発言が相次ぎ、熱気はその後の懇親会にも引き継がれた。
議事進行を務めた山本真砂美副議長(紀文食品執行役員)は、参加者によって熱心な議論が交わされたことに対して「各自が仕事の中で、和食の保護継承に役立つ活動に取り組んでいること、一人一人が真剣に考え行動していることに感動した」と語った。筆者も、和食とその文化をより一層、世界に浸透させるように活動していきたいと決意を新たにした。
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【プロフィル】平出淑恵
ひらいで・としえ 1962年東京生まれ。83年、日本航空入社、国際線担当客室乗務員を経て、2011年、コーポ・サチを設立、社長に就任。世界最大規模のワインコンペティション、インターナショナル・ワイン・チャレンジの日本代表。観光庁酒蔵ツーリズム推進協議会メンバー、一般社団法人ミス日本酒顧問などを務める。