1本の直径は7ミリで、普通のたばこ(同約8ミリ)に比べややスリム。力強い味わいを実現すると同時に、日本人の喫煙者の好みにも合うように、複数の葉タバコをブレンドしている。
世界的に見ても珍しい「19本入り」という商品設定について、高野氏は「消費者の行動パターンを分析した結果、価格のメリットを出す手段として、内容量を調整することにしました」と説明。さらに19本で390円というコンセプトについて消費者の意識調査を実施したところ、「普段の喫煙の行動や購買のパターンに大きな影響はないという結果が出ました。『1箱当たりの単価が下がるのであれば、うれしい』という声もいただいておりますので、多くの方に受け入れてもらえると思っています」と期待を込める。
390円÷19本=20.526…円。通常の「赤LARK」は1箱420円だから1本当たりにすると21円。日本たばこ産業(JT)の主力ブランド「メビウス」は440円で1本当たり22円。1本の値段で単純比較すれば、新しい「ラーク・スマートプラス」は“お得”ということになる。
で、肝心の味はどうなのか。 「力強い味わい」「長く吸える」「においが少ない」などとうたってはいるが、実際のところは?早速手にとってみた。