ライバル各社に、すでに弾き出されたデータに裏打ちされた店舗跡地への出店により、小さいリスクで一定の収益が見込める店舗を獲得できるのだ。
マクド跡地への出店は、コストや改装工事の工期短縮などの面で大きなメリットがある。初期コストは、通常の新規出店に比べて半分から7割程度で済むという。実際、バーガーキング日本橋店はマクド閉店から2カ月の改装休業でオープンしている。
改装工事では壁面や天井は張り替える半面、飲食店で必要な床面下に防水加工の手間が省ける。厨房機器の入れ替えは必要だが、配水管やエアコン、電気配線はそのまま使える。店舗によってはゴミ箱までも流用することができ、安く、早く出店できるのが特徴だ。
また、「打倒マック」に燃える競合各社が出店を加速するのは、マックOBが経営戦略を指揮していることもある。