ファストファッション業界は曲がり角 オールドネイビー撤退、ユニクロ苦戦 (2/2ページ)

2016.5.24 07:25

日本からの撤退を決めたオールドネイビーの吉祥寺の店舗=20日、東京都武蔵野市

日本からの撤退を決めたオールドネイビーの吉祥寺の店舗=20日、東京都武蔵野市【拡大】

 ファストファッションのブームを牽引(けんいん)してきたユニクロは、円安などを受けて断行した値上げが裏目に出て、業績が落ち込んだ。ファストリの柳井正会長兼社長は「今の時代は価格と品質、ファッション性すべてが両立しないといけない」と反省を口にし、再び低価格にこだわる姿勢を鮮明にした。

 業績不振に陥っていた「ライトオン」は、プライベートブランド偏重を改めた。どうしてもデザインが他社と似通い、顧客離れにつながったと考えたためだ。本来の強みだった国内メーカーのジーンズの品ぞろえを充実させた効果が出て、売上高は昨年2月以降、前年同月を上回っている。

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