
会見で今後の戦略などを説明するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=25日、東京都渋谷区(永田岳彦撮影)【拡大】
業績を立て直すため、ユニクロは2月、一部商品を値下げした。2490円といった「中途半端な価格」(幹部)も見直し、1990円や2990円などの分かりやすい価格設定に改めた。
柳井会長は定期的に行っていたセールに関しても「最初から安いほうが良い」と指摘し、セールを減らす代りに通常の価格を低く抑える考えを示した。
ただ、4月の国内既存店客数は7.2%減と3カ月連続でマイナスとなり、価格戦略の見直し効果は今のところ限定的だ。低価格と高付加価値の両立による“値ごろ感”が浸透し客足が戻るには、しばらく時間がかかりそうだ。