フランスでは「ジャパンエキスポ」が開かれ、日本文化のパビリオンとして定着。人気の波は南米にも波及しており、「アニメフレンズ」(ブラジル)などには多くの現地ファンが訪れる。「聖闘士星矢」や「美少女戦士セーラームーン」などが人気で、熱心なファンは「ラブライブ!」など新しいアニメもチェックしているという。
中東地域からも日本発のコンテンツに熱視線が集まりつつある。
「アニメグッズが欲しくても手に入らないんだ」「2万~3万円のフィギュアでも買いたい!」
バーレーンで昨年10月、日本のポップカルチャーを紹介し、ビジネス上の交流を促す「クールジャパンイベント」が開催された。そこで上がったのは、他国で作られた模造品ではなく、日本製グッズを熱望する声だった。平成25年の開始以来、来場者は増え続け、今年10月の開催も決まっている。