▼サミオ食品(現芝管財)
サミオ食品(現芝管財)は4月27日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。同社はかつての総合商社、イトマンの関連会社として設立された。ブロイラーを主体とした食肉の専門商社で、ブラジル、タイ、中国などからブロイラーや食肉加工品の輸入を手掛け、国内食品商社や外食企業、ハム・ソーセージメーカーなどに取引基盤を持っていた。
食肉専門商社としては国内でも有数の取扱高を誇り、ピーク時の2008年9月期には売上高368億7500万円を計上した。リーマン・ショック以降は市況の低迷などから売り上げが減少していたものの、14年9月期は売上高337億700万円にまで回復していた。だが、15年9月期は海外の主要調達先との交渉が進展しなかったうえ、以前から採算性は低く、近年は資金需要の拡大から借入金が増加傾向となっていた。さらに同時期に急速に進行した円安により仕入れコストが上昇、経営不振に陥った。
このため、業務用食品卸の西原商会と同社が100%出資する子会社(新サミオ食品)との間で事業譲渡契約を締結し、全事業を移管。サミオ食品は4月18日、社名を現商号に変更し、今回の措置となった。(東京商工リサーチ)
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