JTBは14日、不正アクセスにより最大で約793万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。取引先を装った標的型メールの添付ファイルを開き、ウイルスに感染したことが原因。流出した恐れがあるのは氏名や住所、メールアドレス、パスポート番号など9項目に上る。パスポート番号のうち約4300件は現在も有効だと説明した。
JTBは14日までに警視庁に被害を相談した。高橋広行社長は東京都内で記者会見し「顧客や関係者の皆さまにご迷惑、ご心配をお掛けしたことをおわびします」と謝罪した。
流出した疑いがあるのは「るるぶトラベル」などグループ内外のオンライン予約を利用した顧客の個人情報。NTTドコモが提供している旅行サービス「dトラベル」を利用した33万件の情報が含まれている可能性がある。
第三者に情報を悪用されたことによる被害は現時点では報告されていないという。