トヨタ自動車グループで人工知能(AI)とロボットの技術開発を手掛ける「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」(TRI)のギル・プラット最高経営責任者(CEO)=20日、名古屋市(今井裕治撮影)【拡大】
トヨタが強みを持つ自動車生産へのAIの活用については「現在、調査、研究対象だ」とし、導入に向けた検討を進めていることを明らかにした。
トヨタは、今年からの5年間でTRIに対し約10億ドル(約1045億円)を投じる計画。プラット氏は、資金の大部分を社内の研究開発費に充てる考えを示したが、他社の買収費用などに充てる可能性については「手段として検討していく」と述べるにとどめた。
プラット氏は米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)の出身。トヨタのAI研究態勢強化に向けてスカウトされ、1月に設立されたTRIのCEOに就いた。プラット氏がCEO就任後、国内で報道陣の取材に応じるのは初めて。